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日下部夏樹役 柴﨑春楓 インタビュー

  • 21lastplay
  • 2021年3月11日
  • 読了時間: 14分

聞き手:a.m.


ー名前、学年、役名と役職をお願いします!


柴﨑:柴﨑春楓です!ID21、4年生です。日下部夏樹役で、スタッフは演出補佐・ネット部の総括をしています。黄河砂はキャストは3回目です。スタッフも合わせると8回目です。


ースタッフの方が多いんですね。今までどんなことをやられてたんですか?


柴﨑:音響を3回くらい、あとぶかんほ(舞台監督補佐)ですかね。去年の『一回きり劇場』(ICUの複数のサークルで行った舞台祭)で井(本公演の演出)の演出補佐をしていて、今回が2回目です。(井は)すごく信頼がおけて、スタッフキャスト含めモチベーションをあげるのが上手い人だから気持ちよく仕事をしています。


ー仕事内容を詳しく教えてください!


柴﨑:今回自分がやっているのは、映像になったからできたことをネット部の部長としてやっています。(今後黄河砂でこれができるかは怪しいところではありますが…)元々舞台でやるはずだった役職としては広報でした。内容としては、稽古場で写真を撮ったり、インタビューをしてこの作品・みんなの魅力が伝わるようなコンテンツ・記録を作っています。SNS運営もしてます。お客さんの目に止まるものを作っていきます!


ーぶかんほって何してるんですか?


柴﨑:私がいた公演では、小屋入り(劇場を貸し切って準備する期間)をする前は演出と各部署(照明、大道具など)とのミーティングに参加して議事録を取るとか。この公演がどういう風に進んでいるのか、進捗がわかるようになります。あとは要望書など、必要な書類揃えたり。ぶかん部(舞台監督部)は小屋入ってから本番みたいなところがあります。ぶかん(舞台監督)はみんなに指示を出してこういうスケジュールでホールの準備をしましょう!って仕切ってくれるんだけど、ぶかんほはその手足となります。あとはぶかんが授業でいないときに、代わりに指示を出したり。


ー手足になるという意味では演出補佐と一緒ですか?


柴﨑:そうですね。ぶかんほが小屋内での手足となるなら、演出補佐は稽古場での手足となるイメージが強いですね。稽古の部屋借りてきて!稽古のスケジュールたてといて!はい!みたいな(笑)。


ーキャストとして、自分の演じる役について共通点・違う点を教えてください。


柴﨑:日下部夏樹は…ちょっとだらしない人。結構マイペースで、ほんとに教師かよ!って思われそうな人だけど、私もマイペースだからすごく共感できますね。


ー確かに共感はしやすい気がする。教師としてはーっていうところがあるけどキャラとしてはルーズな感じとか現代人に合いそう(笑)。


柴﨑:そうそう。夏樹はめちゃくちゃカップラーメンを食べていて。不摂生してるところがあると思うけど、私も大した食生活を送っていないので…。毎回役作りのためにキャラがしそうなことをやってみるんですけど、作中でチキンラーメンを食べてるところ(シーン1)とかなんら普段と変わらないですね(笑)。演じてるっていうか自分がそこにいるっていう気持ちだから、逆に大丈夫かなって思います。日下部夏樹っていうか柴﨑春楓だけど?って(笑)。


ー夏樹像を固めるのが難しそうな感じ?


柴﨑:そうですね。自分と差別化するのが本当に難しいなあって。


ー完成形を楽しみにしてます!次に演劇のルーツについて教えてください。


柴﨑:初めて舞台に立ったのは海外の幼稚園でのお遊戯会だけど、結構ちゃんとした舞台を借りてやってて。みんなで歌って踊るとかが多かったけど、一人一人別の役を割り当てられるのがちょっと嬉しくて。そこで役をもらう楽しさに目覚めました。日本に帰ってきてから、英語で劇をやるっていうのを地元の市民館でやって。白雪姫、シンデレラ、ピーターパンとかを英語の先生と演技の先生に色々教えてもらって。


ー結構本格的ですね。


柴﨑:でも結構ゲームありでゆるーく楽しく演技してて。小学校の謝恩会ではみんなの前でのオーディションを経て、自分の役がもらえるのが嬉しかったですね。その後、中学でまた海外に行って、そこでは芸術の一環で演劇の授業があって。英語で、しかも即興で演じるっていうことが多くて。私は英語が他の人に比べて苦手だったから、何かを言うのもままならないのに、他の誰かとして何かを言うってもっと無理だ!ってなって中学で演劇をやるのは諦めてしまいました。その後高校で日本戻ってきて演劇部に入って、演劇を本格的に始めた感じかな。


ー高校は絶対演劇やるぞ!って感じだったんですか?


柴﨑:全然そんなことないです。もちろん元々興味はあったんですけど、他にも色々な部活を見て回りました。寮の同室の先輩と仲がよくて結構遊びに来てた先輩に演劇部の人がいて。その人がいるなら演劇部ちょっと覗いてみようかなーって。そしたら演劇部の先輩がすごくいい人たちで。


ー高校の時はスタッフをやってたんですか?


柴﨑:すごく人数が少ないところだったので、自分で出ながら、自分が出てないシーンは音響照明やるとか(笑)。それぐらい自分たちで全部賄わなくちゃいけなかったですね。他の人たちもみんなそんな感じだったかなあ。


ー大学入ってからはどうですか?1人1つの役職じゃないですか。


柴﨑:でも1人につき1つの役職があるからこそ、高校とは比べ物にならないくらい作り込み度が高いというか。出ながらスタッフやってたらあの舞台はつくれないですもん(笑)。高校と比べて少しは本格的に演劇がつくれたのでそういう意味では入ってよかったなって。


ー大学も演劇って決めてました?


柴﨑:いや、実はやるつもり全くなくて。ちょっと疲れて(笑)。演劇はもういいかなあって思ってたんですけど。他に興味あるサークルもないし、一応聞いとくだけ聞いとくかって思って花見ブース(新歓での各サークルの屋外ブース)に立ち寄り、優しくされ(笑)興味あったらこれだけでも来てよ!とチラシを持たされ…デビュー公演の存在を知りました。デビュー公演出てからこのまま続けるか決めるのもありかなって。それでデビューの説明会に行き、気づいたらキャストになり、気づいたら今でもやってます(笑)。


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21デビュー公演の時の写真


ー1回公演やってみようっていう精神大事だけど大変ですよね。3ヶ月くらい一緒にやるわけじゃないですか。


柴﨑:まあ確かに。夏休みシープロ(夏休みの短期留学プログラム)に行く予定だったし、そこまでどっぷり演劇に浸かるつもりじゃなかったから、ちょい役でもいいし、スタッフでも何でもいいですっていうテンションで先輩には言ってたんですけど。「大丈夫だよシープロでも!」って結構大きい役をもらえ…結果的によかったですけど。高校の時の噂で、大学の演劇部はブラックで死ぬほど忙しい!ってずっと聞いてたので。どうしよかなーっていうのはずっと迷ってたんです。やっぱり黄河砂のいいところは関わり方が自由で自分で決められるところ。何がブラックかって人によって違うから、あんまりそういうのって信じちゃいけないんだなって思いました。噂に惑わされなくてよかったです。


ー映像作品をやるのは初めてですか?


柴﨑:初めてですね。初めてなのに自分で出ながらカメラ回してますよ(笑)。


ー映像はどんなところが大変ですか?


柴﨑:同じ演技を別の角度から撮るために何回も何回もしなくちゃいけないところ。舞台だと厳密に同じ演技をしなくても別に大丈夫というか。相手の投げかけ方というか、自分のその時のテンションで変わっちゃうし変わっても大丈夫だけど、映像だと1回撮ったらそれに合わせなきゃいけないっていう。撮ってるうちに最初と違ってくるからそこは大変かな。あとは天気とか時間に左右されちゃうのが大変ですね。


ー撮影の中で楽しい、新鮮なところはありますか?


柴﨑:演劇って全体を見るじゃないですか。主役が喋ってても自分(お客さん)が脇役見たかったらそこを見れちゃうけど、映像だと観てほしいところを切り取っていくから。ホールだと後ろの方だと表情見えなかったり…ってこともあるけど、映像だとどこで誰が見てても同じものが見れるのはいいことなのかもしれないですね。みんなが頑張って演技しているのをドアップで映せるので。そこを楽しんでもらえればなって思ってます。


ースタッフ業的にはリモートワークはどうですか?大変だったこととか。

柴﨑:自分が稽古場にいる人だから…必要なものはそこで賄えちゃうし、あんまりリモートワークしてないかな。稽古はオンラインでやってるんですけど結構恥ずかしいかな…


ー恥ずかしい(笑)?


柴﨑:みんな同じ場所にいないし、自分は寮だし…周りの人に聞こえてないかなって。


ー集中しづらいですよね。


柴﨑:ミーティングっていう意味では、時間をそこまで気にせず、いつでも好きな時にできるからそこまで困ってないかな。


ーもし別の劇をやることになったら、どんな役をやりたいですか?


柴﨑:自分と正反対の役というか、チャレンジの多い役をやってみたいですね。自分を追い込むというか。めちゃくちゃ明るくてエネルギーが必要な役とか。1回やってみたいです。でもあんまり出ずっぱりだと大変だからちょこっとだけ出たいです(笑)。


ーこの卒公のキャラで夏樹以外だったら誰やりたいですか?


柴﨑:晴美とかいい役だよねえ。


ー人気ですね、晴美をやってみたいのはどういう理由ですか?


柴﨑:だってかっこいいじゃないですか。純粋にかっこいい。ずるい。でもさっき言った自分と全然違う役っていう意味で選ぶとしたら、七星かな。


ースタッフ的には?


柴﨑:やってないところで言うと…1回くらいぶかんやってみたかったけど…重責すぎてやるってなったら胃痛くなりそう(笑)。


ーサポートの方が合ってる感じですか?


柴﨑:そうだね、性分には合ってる。


ーやってみたい劇のジャンルはありますか?


柴﨑:現実と遠いものがやりたいな。ファンタジーとか日本じゃないとか、時代が違うとか。


ーそういうジャンルが好きなんですか?


柴﨑:好きっていうのもあるし、演劇のよさって自分がその時代の人じゃなくてもその時代の人になれるところだと思うので。楽しいよね、普段着ない服を着て、普段言わないセリフも言える。


ー卒公の見どころ、好きなシーンとキャラを教えてください!


柴﨑:見どころはまず文章がめちゃくちゃいいところです。プラス映像があって。写真もあって。結構変化があって楽しめる作品になってると思います。元々演劇verでは描き切れてなかったサイドの人の心情も描かれてるから、割とどのキャラをとっても楽しめる作品になったと思います。1回全部読み終わってもう1回最初から読んでみるとまた違った見え方がして楽しいだろうし。


ーリアルタイムで楽しんで欲しいなって思いますね。


柴﨑:総合的な分量はすごいことになりそうな気がしてるけど(笑)。1日1日投稿していくものは割と読みやすい分量になっていると思うので、何回でも楽しめるものになってたらなと思います。

好きなシーンはね…いっぱいあるんだけど、映像で言ったら、過去組(晴美、透也、勝吾)が部室でわちゃわちゃしてる昔の演劇部の風景があるんですが、めちゃくちゃいい…お気に入りなんですね。(このシーンは撮影しきれずお蔵入りになりました。泣)透也(演:十文字晴)とか勝吾(演:長谷川湧輝)とか、今は大人っぽいキャラクターに見えるけど、過去の映像だとちゃんと学生してるんですよ。透也は晴美(演:じーん)に引っ張られてたじたじで、勝吾も今は10年間も学校にいるアルティメット先輩!になってるけど過去ではちゃんと後輩してるとことか。そういう現在軸とは違う姿が見れるからそこを楽しんで欲しいなって言う感じかなと思います。

シーン33の回想もめちゃくちゃみんないいこと言うから好き…こないだ読み合わせした時にボロボロに泣いてからかわれたんだけど(笑)。


ー演出は嬉しかったでしょう。


柴﨑:(笑)あと、文章で描かれてる、晴美と育美の幼い時(シーン20)がめちゃくちゃかわいい…好きすぎてこないだ撮影に来てた時に、部室にあるマグカップの小道具渡して「ほら育美、お兄ちゃんにココア渡しておいで」ってそのシーンやらせるっていう(笑)。むちゃぶりをさせて、私が1人で幸せになってました。そのシーンもぜひ楽しみにしてて欲しいなって思います。1番好きなキャラクターは…晴美なんだけどー


ーモテますねー。


柴﨑:夏樹が心の支えにしていた人っていう面でも、役作り半分もあったんだけど。あとはやっぱりじーんさんが演じている晴美ってもう罪深すぎるんですよ(笑)。もう一緒に撮影してて、シーン8の最後とか、今の仕草なに!みたいな。カメラ止まってないのにこっち側で崩れ落ちるっていう…。


ー生で知ってるからこその解像度ですね。


柴﨑:一言で言ったらずるいんですよ。晴美も。じーんさんも。そのずるさを見てほしい。ずるいわー今の!ってみんなに思ってほしいです。


ーじーんさんは高校の時からの知り合いでしたっけ?


柴﨑:そうそう。一応高校の演劇部の時からの先輩なんですけど、今は同期で、こないだ撮影の時にじーんさんと一緒に絡むの久しぶり!っていう話から、こんなにがっつり絡むのが高校の時から含めて初だということがわかって。すごい長い付き合いだけど実は初でした(笑)。


ー夏樹と勝吾も一緒にいることが多いですが長谷川さんはどうですか?黄河砂的にはあまり関わってなかったじゃないですか。

柴﨑:長谷川さんと演技するのが初めてで…別に元々知り合いで、最初はあの長谷川さんがストプレ(ストレートプレイの略。歌や踊りのない劇)やってるー!みたいな感じだったけど(笑)。(長谷川は歌劇団での活動が中心で、黄河砂への出演は今回が初めてです。)始まってみれば普通に和気藹々とやってますね。


ー急に歌い出したりしないんですか(笑)?


柴﨑:ちょっとしてるかもしれない(笑)。気づいたら口ずさんでるかもしれない。


ー映像でご確認ください、ですね。


柴﨑:そうだね。まあそれは冗談としても、勝吾も結構ずるい人で。夏樹的にこれきゅんとしない?大丈夫!?って(笑)。


ーそれでは今までにあった黄河砂での印象的な思い出を教えてください!


柴﨑:私が結構好きだったのは、22デビュー公演。音響をやってたんですけど、毎公演始まる前にキャストのみんながずらって並んで「スタッフのみなさん!きょうは、いちにち、よろしくおねがいします!」って幼稚園生みたいなご挨拶をしてくれたんだけどそれがすごいかわいくて。


ー見せてあげたいですよね、今。


柴﨑:ほんとに!こないだつい動画を見つけてしまって…その時の演出が井で。キャストは、スタッフにちゃんと挨拶とか感謝しなきゃだめだよーって言うことを教えてて。その教え自体はすごくいいことだと思うんだけど、なぜか幼稚園生の挨拶みたいな(笑)。めちゃくちゃかわいかったし、モチベーション上がったので結果正解なんだけど(笑)。


ー今までにやらかしたな、という公演はありますか?


柴﨑:寝坊したことは…よくあるかな(笑)。それこそ a.m. とのテクスタ(テクニカルスタッフ。音響や照明を指す)ミーティングか何かで寝坊したかで遅刻した。


ー忘れてる…。


柴﨑:よかった(笑)。舞台上では何か忘れてああ!とかはないかな…。


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2019年度春公演『暁之夜』にて


ー後輩にひとつメッセージをお願いします!


柴﨑:残っている黄河砂ライフなり、ICUライフをすごく楽しんで欲しいなって思います。うちらも楽しんできたけど、こうやって突然公演が打てなくなるとかも普通にあるし、1回1回の公演を楽しんでほしいなって思います。私も入ろうと思って入った人間じゃないから、もしちょっとでも興味があるなら、これから入ってくる人たちとか、挑戦してもらいたいなって思います。役者でもスタッフでも、演劇が好きならやれることはたくさんあるし、演技や人前に出ることが得意じゃない人でも演劇にはいろんな役職があるので。絵が得意、文字書くのが得意、スケジュール管理が得意、トンカチ使うのが得意…きっと君の才能を生かせる部署があるはずだと思うので!そんな偉そうなものではないけど(笑)。興味があるならチャレンジしてみてほしいな!って思います。


ーあなたにとって、ズバリ演劇とは?


柴﨑:なんだろうね…演技自体もすごく楽しいけど、それはやっぱ仲間あってこそだとすごく思います。演劇って人と関わらずにはやれないものだと思うんです。一人芝居でも照明・音響つけてくれる人はほしいし。演劇は人との繋がりをくれた場所でもあるし、仲良い人たちに会いに行く場所でもあるし…私はみんなとわいわい何かをするのが好きなので…仲間に会える場所!ですね。私にとっては。


ーこれまで演劇を続けてきた理由はやはり人との繋がりが大きいんですか?


柴﨑:そうですね、やっぱり場所が変わっても演劇をやってきたのは演劇自体に魅力があるからで…もらった役はその人のものだし、たとえ自分がセリフを言ってない時でもその人はずっとその役であり続けるし。それは他のメディアではあまりないことだと思うから。演技自体も楽しいし、みんなとわいわい何かを作るのも楽しいし好きです。


ー最後に意気込みとお客さんへのメッセージをお願いします!


柴﨑:去年の夏過ぎあたりにこの作品を全編舞台で上演することを諦めた時に、結構残念がってくれる声を聞いたんです。その時は強がって「舞台で公演できなくてかわいそうな学年」って思われたくない、そう思わせないくらいの作品を作れたらって言ったんです。それは嘘ではないんですけど、やっぱりできなくて悔しいと思っている気持ちもあって。このまま何もしなかったら絶対後悔する!と思って映像や文章で物語を綴ることにしました。私たちの挑戦を見守ってくださると嬉しいです。

あとは普通にちょっとした楽しみの一つとしてこの作品を位置付けてもらえるとすごくすごく幸いです。そういう作品になれるようにキャストとしてもスタッフとしてもがんばります!


ーありがとうございました!


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シーン33

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